衛生・治安
ニューカレドニアは全般的に衛生のいいところです。
ただし、旅行中は疲労がたまっているために、ちょっとしたことで腹痛や下痢などをおこしがちです。健康管理には十分気をつけたほうがいいでしょう。
水道の水は通常、問題なく飲めます。しかし、現地の真夏に、一時的に水道水の品質が落ちることがあるという報告例もあるので、そのような場合にはミネラルウォーターを飲用するほうがいいかもしれません。このようなことはホテルの従業員などから情報を得ることができます。 ニューカレドニアでは刺身など、生魚を食べることは珍しいことではありません。しかし、気になる人や敏感だと思う人は、現地の人にレストランの評判を尋ねて、安心できる場所を選ぶほうがいいでしょう。
持病をお持ちの方
あらかじめ、かかりつけの医師と相談したうえであれば、以下の病院で人工透析が受けられます。ただし、経費の支払い方法などについても、事前によく確認しましょう。
CLINIQUE DE LA BAIE DES CITRONS
ヌメア市内、シトロン湾近くの病院です。
TEL : (687) 26.39.29
FAX : (687) 26.03.75
BP8267-98807, NOUMEA CEDEX, NEW CALEDONIA
参考リンク 日本旅行医学会 (http://www.jstm.gr.jp)
オブベースメディカ (http://www.obm-med.co.jp/)
薬品の持込みについて
航空機内への液体物持込制限
通関での持ち込み制限
ニューカレドニアへ普段使用している常備薬を旅行中必要な分量だけ持ち込むことは可能です。ただし、医薬品によっては持ち込めないこともあります。持病などのせいで、どうしても持ち込む必要がある場合には、かかりつけの医師からその医薬品が必要であることを証明する書類をもらっておきましょう。
治安について
ニューカレドニアは一般的には治安状態のよいところです。
しかし、油断は大敵。海外旅行中のトラブルは旅行そのものの印象を悪くしてしまうので、やはり気をつけるに越したことはありません。
ホテルの客室内に財布や現金などを置きっぱなしにせず、セイフティーボックスなどを利用してください。また、高価なカメラやパソコンなどは、外出するとき部屋に放りっぱなしにせずに鍵のかかるスーツケースの中にしまっておくなどの配慮をしたほうが無難です。
徒歩や自転車での散策のときは、車の通行に十分気をつけてください。日本と異なり車は右側通行です。とっさのときに日本人は左側通行になれているので、まちがった反応をしてしまいがちです。ヌメアのような交通量の多い都市部だけでなくて、郊外や離島など、交通量の少ないところでも油断しないでください。このようなところでは、スピードを上げて車が道路を走り抜けることがあるからです。