フランスの流刑地としての遺跡や徒刑囚たちの暮らした状況に心が動かされることでしょう。フォール・テレンバでは、かつてと同様に復元された建物が、流刑地時代という過去へ連れて行ってくれます。ニューカレドニアの歴史の一ページを理解することができる、様々な感情が沸き起こる見学となるでしょう。

流刑地の歴史の証人

1871年、ゴーチエ・ド・ラ・リシュリー総督の要請により、軍事要塞と刑務所が開設されました。のちにラ・フォア、ファリノ、モワンドゥをカバーする広大な地域の行政・刑務センターとなるテレンバは、フランスから送られた徒刑囚や、犯罪者、普通法を犯した人々を収容することとなります。

 

1878年の反乱

メラネシアの人々を害する形で、量刑や服役態度により、囚人たちはニューカレドニアに定住すべく一区画の土地を分け与えられました。土地を奪われ、怒りを募らせたカナックの人々は、1878年に伝説的な首長、アタイに率いられて蜂起し、テレンバを包囲しましたが陥落には至りませんでした。流刑地コロニーに要塞を建設し、施設は強化されました。これが今日、要塞内部で見られる常設展示内容の一端です。

 

フォール・テレンバの再生

流刑の廃止に伴い、テレンバは忘却の中へと埋もれていきます。1984年、マルグリット協会により、この重要な場所が再評価されることになり、現在はかつてと同じ姿に復元されています。建物の全景をとらえ、監視塔や、中央部にある将校たちの東屋、食堂、牢などの刑務所の構造を理解するために、まず屋外から見学を始めてください。そして、囚人たちの房を見て回る前に、要塞の歴史を解説している常設展があるメインの建物へと向かってください。濃密な時間を過ごすことができるでしょう。

 

音と光の祭典に酔いしれる

毎年10月にフォール・テレンバは、ボランティア役者による公演のため、劇場へと姿を変えます。当時の日常生活風景や刑務所の歴史、ニューカレドニアの歴史などがボランティアにより、歴史物語として再現されるのです。2時間にわたる音と光の祭典には5千人の観客が訪れます。

 

フォール・テレンバ近郊のみどころ

> リャワのヤシ農園
> ソダカル水産養殖所
> メアウエ園芸
> カビル墓地
> ニュージーランド人兵士の墓

 

 

 

フォール・テレンバを擁し、海に面した丘の上にあるモワンドゥ地区は、ヌメアから1時間半のところに位置しています。かつての囚人収容所とフランス軍司令本部は11ヘクタールの敷地に広がり、ニューカレドニアにおける流刑地の歴史が凝縮されています。1989年に歴史的建造物に指定された野外博物館です。

A historic site

モワンドゥーの必見場所