250社以上の航空会社が加盟するIATA（国際航空運送協会）では、接客、快適度、機能性、安全などいくつかの項目に基づいた空港の格付けを発表しています。格付けは最も良いAクラスからFクラスに分けて行われますが、改修を終えたヌメア・トントゥータ国際空港は「大変快適に過ごせる」Bクラスに格付けされました！

ヌメアで国内線のハブ空港の役目を担っているのはマジェンタ空港です。マジェンタ空港が離島とグランドテール島をつなぐ役割を果たしている一方、国際空港であるトントゥータ空港は、オーストラリア（ブリスベン、メルボルン、シドニー）、日本（大阪、東京）、ニュージーランドと直行便で結ばれています。さらにバヌアツやフランス領ポリネシア、ワリス・エ・フトゥナなど近隣諸国へのフライトも就航しています。

幅広いサービスを提供

拡張工事を終え技術面でも大きな進歩を遂げたトントゥータ空港ですが、サービスの質も大幅に向上しました。そのひとつが誰でも利用できるWifiサービス。空港のどこにいても無料でアクセスできます。

出発ロビー・到着ロビーそれぞれには毎日営業している免税店もあります。アエリア（Aélia）ではアルコール、香水、化粧品やタバコなど幅広く品揃え。一般エリアにも店舗を構えるエクスプローラ（X-Plora）は、特に布製品や民芸品、食料品などニューカレドニアならではの土産物が充実しており、新聞や書籍なども数多く取り揃えています。

レストランはサン・テグジュペリ（Saint-Exupéry）とコンステラシオン（Constellation）の2軒。グルメな旅人の舌も満足させるとご自慢の料理が味わえます。2軒とも毎日営業しており、様々な飲み物と軽食も販売しています。ビジネスクラスをご利用の方は、2階のサロンでアミューズ・ブーシュなどもお楽しみいただけます。

また一般エリアにある「サービス」スペースではテレフォンカードや切手を販売している他、現地通貨パシフィック・フランへの両替も可能。観光パンフレットなども入手できます。

空港からホテルまでの交通手段はいくつもありますが、ヌメアのホテルでは空港からの送迎バスを運行しているところも数多くあります。また空港内には複数のレンタカー会社（Avis、Europcar、Hertz、Point Rouge、Thriftyなど）がカウンターを開設しています。