通貨・両替

通貨はパシフィック・フラン。記号はCFP もしくはXPFで表記され、現地では単にフランと呼ばれるのが普通です。フランス本国ではユーロが導入されてますが、ニューカレドニアではパシフィック・フランが以前通り使われています。現在のところ、通貨がユーロへ変わる予定はありません。

  • Francs XPF in New Caledonia


パシフィック・フランとユーロは固定レート:

  • 1ユーロ = 119.33CFP
  • 100CPF= 0.838ユーロ

 

両替について

現地の通貨はパシフィック・フラン(CFP/XPF)。ニューカレドニアで両替できますが、最近は日本国内でも円からパシフィック・フランに両替してくる銀行・両替所の窓口が増えました。成田空港、関西空港、ともにパシフィック・フランへの両替を行っている銀行・両替所窓口があります。なお、現地銀行で米ドルやユーロから両替することも可能です。
 一般的に、手数料は500~700パシフィック・フラン前後。ホテルなどでは手数料なしに両替してくれますが、レートは銀行より低いようです。ヌメア以外では両替してくれるところは少ないので、離島に行く人はあらかじめヌメアで両替しておいた方がいいでしょう。

あまったパシフィック・フランは帰国時にトントゥータ空港で円(もしくは他の国際的に通用する外貨)に戻してもらいます(空港内にあるのは、BCIという銀行の出張所)。現在、日本国内の一部の銀行・両替所でも、パシフィック・フランを扱うようになりましたので、紙幣であれば、日本円への再両替も可能です。


1. ヨーロッパでは2002年より通貨統合の結果、ユーロが使われていいますが、ニューカレドニアの通貨はフレンチパシフィック・フランのままです。 1 EURO = 119.33 CFP(固定レート) 1 CFP = 約1.12円(2015年2月現在) なお、ニューカレドニアではクレジットカードでもパシフィック・フランで払います。ユーロ建てでは支払いません。 最新のレートを知りたい場合には、現在のユーロのレートを新聞や旅行HPサイトで調べて、119.33で割ってください。
2. 銀行の営業時間は月~金(祝日を除く)で、7:20~15:45(BNP アンスバータ支店)/7:30~15:30 (BNC Victoire通り支店)。
3. 2014年1月20日、ニューカレドニアの紙幣のデザインが変更され、同年10月1日以降、古いデザインの紙幣は使用できなくなりました。

 

日本であらかじめ両替したい方へ

現在、パシフィック・フランは、日本の多くの銀行・両替所でも扱われています。成田空港、関西空港でも両替できます。

 

日本で現地通貨を再両替したい方へ

上記金融機関で、パシフィック・フランを買い取って円に換えてくれます。また、紙幣であれば、パシフィック・フランから日本円への再両替も可能です。

 

銀行の営業時間

平日7:30~15:45(土・日・祝日は休み)

日本のATMにあたる現金自動支払機は24時間利用可能で、銀行の出入り口の横に設置されているほか、マジェンタ空港、トントゥータ空港、カジノにもあります。
BCIはニューカレドニアでもっとも支店数の多い銀行で、VISA、MASTER、CIRRUSなどが利用できます。
トントゥータ国際空港内の両替所は、曜日にかかわらず飛行機の発着時間にあわせて営業しています。

ヌメアの市街地を訪れるなら、「N°1カレンシー」両替所が月曜日から金曜日の午前9時から午後4時45分まで営業しており、円(紙幣のみ)を受け付けています。 住所 35 avenue Foch, Complexe Le Village. 電話番号:+687 45 11 48.

 

クレジットカード

ニューカレドニアではクレジットカードはかなり普及しています。ホテル、レストラン、ブティックなどでの支払いに、カードが利用できるのは諸外国と同様です。カードの種類では、VISA、AMEX、MASTERが町中のレストランやスーパーなどで使えるのに対し、それ以外のJCB、DINERSなどは外国人観光客の多いところ(ホテルや免税店)に限られています。銀行の現金自動支払機ATMもあるので利用できます。 ただし、一枚のクレジットカードにすべてを頼ってしまうのも考えものです。ニューカレドニアでは紛失時の再発行がスムーズにはいかないからです。常に万が一のことも考えておきましょう。

ニューカレドニアではクレジットカード利用時に、サインをする従来の形式ではなくて、暗証番号を打ち込む方式を採用しているレストランやショップが増えてきました。銀行カードの暗証番号は覚えていても、クレジットカードの暗証番号を覚えていない日本人旅行者はかなりいます。必ず出発前にクレジットカードの暗証番号を再確認しておきましょう。

 

チップについて

ニューカレドニアではチップは不要です。その点では日本と変わりがありません。 食事のときやホテルのベッドメイキングの人に小銭を置いていったりもしません。ホテルのポーターには、ありがとうのひとことで十分。「ありがとう」はフランス語で「メルシー」です。 とびきりの笑顔と共に「サンキュー」ではなく「メルシー」と言ってみてください。