フィルター不要の紺碧の海、ウベア島

さて、その目的地とは、ウベア島でした。ウベア島は太平洋で最も美しい環礁であり、ロイヤリティ諸島で唯一の閉鎖型ラグーンを持つ島です。眩しい太陽に照らされ、ラグーンのターコイズブルーに縁取られたその姿が、機上の6人の目に飛び込んできます。

現地では、Destination Iles Loyautéと観光局のセドリックとピエールが最高のガイドです。彼らは島の南岸、ニューカレドニアで最長のファイヤウエビーチに沿って6人を案内してくれます。Gite de Moagueに到着すると、冒険者たちはホストであるチャーリー・アエマと共に、歓迎とリスペクトを表すカナック族の伝統的な儀式を体験します。

6人はボートに乗り込み、ウベア島のラグーンを取り囲む南プレアデス諸島の探検に出かけます。ギー島では素晴らしい体験が待っていました！なんと「カレドリーマー」が島全体を独占して、ビーチで美味しい食事を楽しむことができるのです。フレッシュココナッツのトーストの後には、薪で調理されたお魚をどうぞ。

さあ、シュノーケリングの三点セットを身に着けて、礁斜面を目近に見に行きましょう。青い海に溶け込んでいく崖のようなサンゴ礁は、目が眩む美しさです。ビーチから近い場所のサンゴは生命力にあふれ、また、暗い海中のものは神秘的です。復路では、サンゴの崖のふもとで2メートルクラスのサメの群れがボートに近づいてきて、スリルと荘厳さを感じられます。

午後遅く、空港へ戻る道のりには見どころがいくつもあります。有名なムリ橋から比類ない海の青のグラデーションを目に焼き付けた後、数多くの洞窟がある灰色のレキニー崖では、マリオンとイーサンが地元住民に混じって投網漁を体験。最後に立ち寄るアナワのブルーホールは、森の中に忽然と現れる海水をたたえた窪みで、夕陽を反射する水面の下に多様な生物が生息しています。

「カレドリーマー」たちは、この1日の写真を絶え間なく見返していても、あのラグーンの濃い澄んだ青色の記憶に心を奪われてしまうのでした。